在宅支援
太子道の在宅支援
太子道診療所の在宅医療
太子道診療所の患者さんも高齢化で、「付添いがないと通院できない」「介護タクシーも高くつくし、予約しないと…」などの状況。調査では六十歳以上の患者が七割を占め、六割以上の人がタクシーやバスで通院という大変な状況です。太子道診療所は、「頼れる地域の診療所」になるために、「在宅医療」に力をいれています。
太子道診療所は、朱雀診療所(2020年2月閉院)の14年間の本格的な在宅医療を受け継ぎ、地域の関係者との連携も強めながら力を尽くしていきたいと思います。
医師、看護師、放射線、検査、リハビリ、栄養士、事務、スタッフは皆さんベテランの在宅診療所です。力を合わせればすばらしい医療につながると思います。
私たちは病気だけではなく、住んでいる地域・家庭環境とか仕事、その人の人生の中のライフサイクル、生活への影響ということも意識します。患者さんの病気についての解釈や感情、医療者に何を期待しておられるかも含めて診療します。そういう視点を私たちは常に大切にしていきます。
地域の友の会の皆さんと連携して、さまざまな活動などを通して「誰もが安心して住み続けられるまちづくり」に取り組みたいと考えています。
太子道診療所 医師・副所長 安藤公二
在宅でのサポート内容
在宅支援機能強化型在宅療養支援診療所
住み慣れた自宅・地域での暮らしを応援します。いろんな職種が地域に出かけ、ご本人・ご家族にお話を伺い、しっかりご要望に応えられるよう情報共有を図ってサポートしています。
○訪問診療 医師と看護師が定期的に診察や検査を実施し、総合的に健康管理を行います。訪問日以外でも、病状や容態に応じて臨時往診させていただきます。
○訪問リハビリ 病気や加齢により日常生活に支障をきたしている方を対象に、ご自宅で心身機能や活動参加の評価を行い、よりご本人に適したリハビリで在宅生活を支援します。
○訪問栄養指導 管理栄養士がご自宅に伺い、食事療法の指導、献立の提供、栄養補助食品や介護用食品の紹介などのアドバイスや、栄養状態の改善のサポートをします。
京都保健会在宅サポートセンター(太子道診療所在宅医療課)
フリーダイヤル 0120-901-761
月 – 金 9:00 – 17:00 お気軽にご相談ください。